こんにちは！金曜日に書く予定でしたが、風邪ひいて寝てました…という事で遅くなりましたが今週の経済指標について書いていきたいと思います！
先週は地震の影響と増税確定アナウンスによって一時１１０円を下回り取引が難しくなる展開となりましたね。こればかりは流石に予測できるものでは無かったので今週取り戻したい所です。
と意気込んだものの今週はアメリカ関連の大きな狙い目が少なく、もどかしい状況となりそうです。ドイツの方では見所の指標が２つ発表される為、ユーロとドルの２枚柱で狙って行くのがベストです。
6月25日：米・新築住宅販売件数 23時00分～
アメリカの新築住宅の販売件数を示す指標で先行性が高く投資家の注目度も高いです。
アメリカの新築住宅市場は中古住宅よりも規模は小さいのですが、統計をまとめる上で最も速報性が高いので非常に重要な経済指標なんですね。
前回の発表値は６６.２万件、今回も変わらず６６.５万件となっている為予想通りだと相場は動きません。ポジティブサプライズとしては６９万件、ネガティブサプライズは６２万件以下と予想しています。
上昇の材料を探している今の相場では値が動きやすいかもしれません。
6月26日：米・コンファレンスボード消費者信頼感指数 23時00分～
民間調査会社【コンファレンスボード】が発表する経済指標で個人に対する大規模調査の結果となります。対象人数は５,０００人と膨大です。
この手の調査に関わる経済指標をチェックする際に重要なのは調査対象が個人なのか企業なのかという所です。景気のトレンドが長く続いている場合は企業も個人もマインドの方向性が一致しますが、ここに乖離が置き始めると景気の方向性が転換する可能性が高まります。
一般的に企業の方が景気には保守的で、個人の方が楽観的です。企業は方向性を変えるのに時間が掛かりますけど個人の場合はちょっとした社会情勢を理由にコロコロと変わります。そういった特徴の違いがありますね。
そしてこのコンファレンスボード消費者信頼感指数は個人に対するアンケート結果です。これまでは順調に右肩上がりの数値を発表してきましたが今回はどうでしょう。
１３０を大きく超える結果であればポジティブサプライズとなり相場は上昇するでしょう！狙うべきは"USD/JPY＝HIGH"となります。
6月27日：ドイツ・小売売上高 0時00分～
ドイツ連邦銀行が発表するドイツの個人消費をチェックする上での重要指標です。
前回は２.３という発表でややサプライズ気味だった為市場が大きく動きました！その為今回もインパクトを与えるかどうかが注目されます。ドイツの小売売上高はここまで数年間安定した動きとなっていますので今回も期待したい所です。
今回は前回の反動からやや低下の予想となっています。当然といえば当然ですね。しかし再び２.０を上回る結果となった場合はポジティブサプライズとして市場に受け止められる可能性も高いと言えます。狙うは"EUR/JPY＝HIGH"です！
6月27日：アメリカ・耐久財受注（速報値） 21時30分～
耐用年数が３年以上の耐久財の受注状況の速報値です。企業の設備投資意欲を知ることができる重要指標となります。
企業というのは相当景気が良くない限りは設備投資を加速させません。それだけに強い結果となった場合は市場に大きな影響を与える指標と言えますね。前回は３ヶ月ぶり今年２回目となるマイナス結果でした。
なので今回は再びプラス圏に戻れるかが重要となります。特に輸送機器を除いたコア指数が１.０を超えるとマーケットはポジティブに反応します。また同じタイミングで中古住宅販売成約指数も発表となります。こちらは個人の景況感を示す指標で耐久財受注と合わせてチェックすることによってアメリカの実際の景気状況を正確に知ることができる為、両指標が良かった場合は当然上昇するでしょう！
"USD/JPY＝HIGH"でじっくり狙って行きましょう！初動の動きに早く乗れるかが大事ですよ！
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