こんにちは。今日は来週の狙い目について考察していきたいと考えていますが、先日の日銀オペの減額が響ているのか、なかなかドル高へ進む動きがありません。しかも中国の方でも消極的な意見が多いのでこれまたドルが上がらない理由となっています。
ドル円の取引を行う場合、ドル高円安の構図が一番狙いやすい為、なんとかこの問題を解消してほしい所ですね!次週は上昇材料もある為狙い目は多いと予想しています。
その他ドル円以外の通貨ペアにもチャンスがあるので、様々な所に目を向けて予想していきたいと思います。
1月3週目、狙い目はココ!!
ドル円上昇材料でいえば鉱工業生産指数とミシガン大学消費者信頼感指数ですね。後述しますが、ドル円の上昇要因が多く、短期取引の狙い目になると予想しています。
ドル円以外で言えば、インフレターゲットが比較的明確に設定されているヨーロッパの「消費者物価指数」など、インフレ系の経済指標を忘れずに確認するようにしたい所です。
来週はドイツとイギリスからも重要指標が発表となるので勝率を高める意味でも狙って行きましょう。
1月16日:ドイツ・調和消費者物価指数(確報) 16:00~
ユーロ圏各国と直接比較するために調整が行われた後の消費者物価指数です。ユーロ圏最大の経済規模を誇るドイツの物価指数はヨーロッパ中央銀行の金融政策にも大きな影響を与えるので注目度が高いです。注目度が高いという事は変動にも期待出来るという事です。
現状コチラの指標は「強くて当たり前」と言われていて、結果が弱い場合のみ市場が反応します。世界的に経済環境は良いので当然ドイツの消費者物価指数もやや強めです。
なので若干インフレ寄りとなるのが一般的な予想となっています。その為予想通りであったり予想より強かったとしても動きません。先程お伝えしたように弱い内容だった場合に大きな変動が期待できます。具体的に今回の結果がマイナス1.0を下回るようなことがあればユーロは短期的に大きく売られると僕は予想しますね。
結果が「良い」数値
⇒変動無し
結果が「悪い」数値
⇒ユーロが売られる
こういった動きとなります。数値が良い場合は取引をしない事をお勧めします。
ユーロが売られる
「EUR/JPY」⇒LOWへ
「EUR/USD」⇒LOWへ
通貨ペアはこの2銘柄ですね。狙う場合はどちらかで行いましょう。
1月16日:英国・消費者物価指数 18:30~
イギリスの消費者物価指数を示す経済指標ですね。イギリス中央銀行はインフレターゲットとして2.0%を設定していて、これを基準に今後の金融政策の行方を想定する事が出来ます。
この指標と同じタイミングで「生産者物価指数」「小売物価指数」も発表されるので、全てのトータルで判断する重要な経済指標ですね。イギリスの物価はようやくここ最近で底打ち感が得られる傾向となっていて、引き続きプラスの数字が発表され続けるかがポイントとなっています。
ちなみに昨年はマイナスとなったのは1月の1回のみです。それくらいポンドの先行きには明るい見通しが立っています。逆に言えば0.5以上のマイナスを出してしまうとポンドが下落する要因にもなりそうです。今年に入って高値が153円を越えたのですが今は150円付近となっています。今回の指標で急落し150円を割っても不思議ではない状況ですので、ここはしっかりと発表を待ちたいですね。
結果が「良い」数値
⇒ポンドが買われる
結果が「悪い」数値
⇒ポンドが売られる
こういった動きとなります。数値が良い場合は引き続き買われる可能性が有る為、狙っていっても良いかと思いますが、基本的には数値が悪かった時の方を狙う方が変動も大きく確実ですね。
ポンドが買われる
「GBP/JPY」⇒HIGH
ポンドが売られる
「GBP/JPY」⇒LOW
通貨ペアは1つですね。比較的狙いやすい指標だと思います!
1月16日:米・ニューヨーク連銀製造業景気指数 22:30~
ここはドル円上昇に期待出来るポイントです。アメリカニューヨーク連銀の管轄区内における製造業の景況感を示すものでISMの先行指標としても活用されます。
ここ数ヶ月は明確な上昇トレンドとなっていて、今回も強い数値が期待されています。現在がこんな状況なのでドル下落側に反応しやすい状態ですけど、この指標が発表される直前のドルの動きには注意しましょう。
1つ確実に言えるのが、上昇中であれば下に反応しやすく、下落中であれば上方向に反応しやすくなるという事。またここ一年くらいの結果を見ると、プラス5よりも悪い結果だった場合は間違いなくドル安の要因となりそうです。
結果が「良い」数値
⇒ドルが買われる
結果が「悪い」数値
⇒ドルが売られる
数値が良い場合はドル高回復の要因になるので期待したい所です。ただ、先程お伝えしたように、プラス5以下の場合だった場合現在の状況と合わせて更なるドル下落を引き起こす可能性もあるので、市場の動きに合わせて順張りで取引していくのが良いかと思います。
ドルが買われる
「USD/JPY」⇒HIGH
ドルが売られる
「USD/JPY」⇒LOW
どちらに転んでもここは狙い目だと踏んでいます。時間も夜からなので比較的参戦しやすいと思いますので、是非狙って行きましょう。
1月17日:米・鉱工業生産指数 23:15~
普段はこの指標だけで相場が動く。という事は無いのですが、現状を考えると今回は動く可能性が考えられる為ピックアップしてみます。
こちらは鉱工業の生産動向を一ヶ月単位で指数化したもので、速報性が高く情報も細かいのでGDPよりも使い勝手が良い上にGDPの予測としても使用されています。同時に発表される「設備稼働率」もチェックしたい所です。
設備稼働率は2015年末まで急激な悪化を見せていましたが、その後徐々に回復していて、今では77%前後になっています。80%を超えてくると景気が過熱気味と判断され、FRBの更なる金融引締めの動きも強まると思います。単純にドル高要因ですね。
鉱工業生産指数については、昨年8月以来マイナス圏からは脱しているので、見るべき点は、維持出来るかどうかです。そしてプラス1.0を超える結果となればドル円市場は間違いなく盛り上がるはずです!なのでこの指標は下落要因が少ないのでドル円上昇につながると見ています。
設備稼働率の結果が良い数値の場合
⇒ドルが買われる
鉱工業生産指数の結果が「プラス1.0」を超える場合
⇒ドルが買われる
下落要因が少ない為、「USD/JPY」のHIGHに物凄く期待が出来ます。MT4を見て、市場のドル買いの反応がある場合は素直に順張りで取引を行って行くと勝ちを拾えると思います!
狙うべき通貨ペア
「USD/JPY」⇒HIGH
ここの指標ではHIGH一択しかないと思いますので、非常に狙い目だと思いますよ!
1月19日:米・ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) 24:00~
アメリカのミシガン大学が調査し発表する消費者信頼感指数の速報値です。一般の消費者の景気に対するマインドを直接反映する為、注目度の高い指標になります。速報値は対象となるのが300人です。
今回発表されるのが速報値ですから、確報値や修正値よりも相場に対するインパクトは大きくなります。
ミシガン大学消費者信頼感指数は2016年頃から緩やかですが上昇傾向にあり、株高との相関関係が強いです。現状のドル円を見てこのミシガン大学消費者信頼感指数もドル買いのきっかけになるだろうと予想しています。
前回は95.9という数値を出しましたが、100を超える月もある為今回も100超えに期待します。数値が高ければ高い程、一般消費者が景気の良さを感じているという事になるのでドルの上昇要因となるはずです。
結果が100未満の数値の場合
⇒ドルは現状維持
結果が100を超える数値の場合
⇒ドルが買われる
この指標も下落要因が少ない為、基本は「USD/JPY」のHIGHで狙います。先程と同様にMT4を見て、市場のドル買いの反応がある場合、順張りで取引を行いましょう。
狙うべき通貨ペア
「USD/JPY」⇒HIGH
ここも「HIGH」待ちで問題ないと思います。
ドル上昇要因が多いので焦らず順張りで取引する事で勝率を上げる
これだけ急落すると反発が期待できます。勿論その為にはドル高の材料が必要となりますが、それがあるので次週は取引の狙い目だと思うんですね。
動かない相場でもどかしいですが、チャンスは必ず来ます!忍耐力大事です。
そして、経済指標指標を見て取引する場合、15分前までには取引出来る様に準備をしておきましょう!
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